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外国人雇用時の生活面でのサポート
日本に長期間住んだことのある方は別として、日本に初めて来た外国人の場合は、慣れるまでは色々と大変です。ちょっとした手助けをしてあげることによって、日本での滞在や生活に慣れるのが随分楽になります。
早く生活に順応することによって、職場でも更に能力を発揮できるような環境が整うので、できる限りのサポートをしてあげることは雇用主の利益にも繋がります。
■住居
日本語が不慣れな場合は、住む場所を探すのも一苦労です。そもそもどうやって探して良いのかもわかりませんし、家賃なども相場から言って高いのか安いのか、見当も付きません。
通勤までかかる時間や周囲の住環境なども想像がつかないでしょう。良い物件を見つけても、外国人へ貸す事に対して難色を示す大家さんがいることも確かです。
また日本に知り合いのいない外国人の場合には、保証人などを見つけるのも一苦労です。賃貸契約の内容も、果たしてこれが一般的なものなのか、それとも何か自分で気が付かない特殊な条項が含まれているのか、判断するのが難しいでしょう。
住む場所が決まらないと、なかなか落ち着いて仕事に集中することもできません。
住居手当等を支給しないことになっているとしても、雇用主として何かしらのサポートをしてあげたいものです。
更には、電話、電気、水道、ガスなどの手続きも慣れてないとわからないので、手伝ってあげると良いでしょう。
また、最近外国人とゴミ出しの問題が取り上げられる事がありますが、外国ではゴミの分別をしないところもあります。
ゴミを出す曜日を把握していない場合もあるかも知れません。
外国人の方が社会生活に適応していけるよう、生活上のルール等を教えてあげるのも場合によっては必要かも知れません。
外国人に特化した不動産屋さんもありますので、活用されると良いでしょう。
■銀行
当面の生活費を入れておいたり、給料を受け取ったり、様々な支払等をするためには銀行口座が必要です。
外国人登録証明書があれば口座を開設することができます。
ただし外国人登録証は申し込んでから出来上がるまで時間がかかりますので、その前に口座開設をしたい場合は、「外国人登録原票記載事項証明書」を取得して、口座開設の申し込みをします。
2007年1月にマネーロンダリングやテロ資金対策のために施行された本人確認法により、外国人が口座を開設するのは難しくなりました。
この法律を盾に「外国人登録原票記載事項証明書」では口座開設ができない、と主張する銀行もありますが、この証明書は、本人確認法も認める本人確認書類ですので、諦めずに確認しましょう。
なお以前は外国人の場合、印鑑の代わりに署名でも受け付けてもらえましたが、最近は印鑑がないと口座開設を受け付けてくれない場合も多いようですので、事前の確認が必要です。
■日本語の勉強
既に日本語ができる方であれば別ですが、日本での生活に順応していくためには、日本語の勉強が不可欠です。本人の努力によるところも大きいのですが、自治体やボランティアなど無料で日本語のレッスンを開催しているところもありますので、情報を提供してあげると良いでしょう。
■学校
家族が一緒に来日する場合には、子供の教育なども大きな問題です。
そのまま日本の学校に通わせる場合もあるかも知れませんが、いずれは本国へ帰国を予定している場合にはその国の児童を対象とした学校やインターナショナルスクールへ通わせることもあるでしょう。
受入れ可能性の有無、手続きに必要な書類、費用などはできるだけ早くわかっていた方が助かります。
更に学校の始業・終業時間や休みがいつなのかも親の勤務時間に関連してくるので、ベビーシッター等の確保のためにも必要な情報の一つでしょう。
■帰省
しばらく自国を離れているとホームシックにかかることもあります。人間ですから当然ですよね。
外国に住むというのは、想像以上にストレスの溜まるものです。
食べ慣れない食事をし、常に外国語で話し、慣れない外国のルールに従って生活するということは、多大な集中力を要し、とても疲れる作業です。
自国に帰って家族や友達に会いたい、自国語で思いっきり喋りたい、懐かしの料理が食べたい、間違った事をしていないか気にせずに行動したい・・・そう思うのも無理はありません。
数年に1度くらいは、帰省できるくらいの長期休暇が取れるようにしてあげたいものです。
■コミュニティ
日本に知り合い等が全くいない場合、職場以外の友だちを作るのはなかなか大変です。
外国で仲間がいないのは辛いですし、精神的な安定を欠く原因ともなりかねません。
本人が自国の仲間と出会えるような場所を自分で開拓することも多々ありますが、そのような場所を探してあげたり、日本人と交流の持てるような機会や場所を与えてあげるのも一案かも知れません。
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